高年齢者雇用とAI活用

2026年05月02日

5月になりました。
天候も気温も安定しませんね。
暑くなったり急に冷えたり。
朝は豪雨で夕方は快晴とか。
振り回されないように過ごしたいものです。

今月の話題はこちらの二つです。
「高齢者の雇用」
「AIの活用」

まずは一つ目。
「厚生労働省、改正雇用保険法施行規則を公布、施行」

2026年4月、厚生労働省は雇用保険法施行規則を改正し、企業向け助成金を大幅に拡充しました。

注目は「65歳超雇用推進助成金」。定年の廃止や66歳以上への引き上げ、継続雇用制度の導入を行う企業への助成額が引き上げられ、複数回の受給も可能になりました。助成額は最大240万円まで拡大しています。

また、高年齢者向けの人事制度整備では、内容に応じて最大60万円の支給へと見直し。無期雇用への転換支援も1人あたり最大10万円増額されています。

さらに「中途採用拡大コース」も強化。賃上げ(5%以上)を条件に、採用1人あたり最大20万円(上限20人、最大400万円)を支給。加えて、生産性向上などの条件を満たせば追加助成も受けられます。

企業にとっては、人材確保と賃上げを後押しする制度として、活用が重要になりそうです。

続いて二つ目。
「東京都、AI診断ツール「Mir-AI(ミライ)サーチ」を公開」

東京都は2026年3月、AI診断ツール「Mir-AI(ミライ)サーチ」を公開しました。

このサービスは、中小企業がAIとの対話を通じて自社の経営課題を整理し、最適な支援策を提案してくれる仕組みです。「支援制度が多すぎて選べない」「忙しくて分析できない」といった課題に対応し、金融機関など支援側の負担軽減も狙っています。

スマホやPCから手軽に利用でき、課題整理から支援策の提案までを一貫してサポート。デジタル技術を活用した新しい行政サービスとして、今後の中小企業支援のあり方に注目が集まりそうです。

この二つから見えてくるものは、やはり「人手不足」でしょうか。

高年齢者にも働いてもらう、AIを活用することで一人当たりの生産性を上げる、など、これからの人口減少に対応した生き残り策を探っているように感じます。

実際、採用はどこも苦戦している状況です。
安く使える人材を探すという風潮は遠くなり、今は、とにかく働ける人を探す、そのためにはお金をかける、という流れになってきています。

採用も重要ですが、今いる従業員の方が長く働きつづけることができる仕組みを整えていくことも重要です。
お近くの社労士へぜひご相談ください。

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