2020年、謹賀新年。
新年明けましておめでとうございます。
2020年。オリンピックイヤー、始まりました。
昨年、大河ドラマ「いだてん」を観まして。
オリンピックっていいものだな、と。
NHKの目論見にまんまとはまった感もありますが、それもまた一興です。
今年の大きいイベントとしては、もちろん東京オリンピックですが、
働き方改革関連ですと、「同一労働同一賃金」が目玉です。
4月から、同じ仕事に就いている労働者は、正社員・非正社員の区別無く「同じ賃金」にしなければならないという法律です。
これはかなり大きなインパクトがあると思っています。
労働者にとっては、いままで、非正社員だから安い賃金でも仕方がない、と思っていた部分が解消されます。
人によっては、賃金が上がることもあるかもしれません。
不満の解消という点において、効果があると思われます。
モチベーションアップにもつながりますね。
反面、経営者側からみると、コストアップになりますので、賃金体系の見直しなどが必要となってきます。
また、非正社員と非正社員の間でも、賃金に差が出てくるかもしれません。
「あの人、私と同じパートなのにお給料が高い!」なんてこともあり得るわけです。
そうなると、正社員・非正社員の区別を無くした結果、別の部分で賃金格差が生まれてしまうことも考えられます。
すべてはバランスが大事、と言ってしまえばそれまでなのですが、賃金体系の見直しと業務の洗い出しなど、できることは無数にあると思われます。
2020年4月1日までに、年明けからできることを少しずつ整えていくことが大事です。
合わせて、時間外協定(36協定)の新書式を初めて使う事業主さんも増えてくると思います。
時代の流れとして、今年が変革の時、と考えて、このタイミングを活かして、会社をより良い方へ向けて進めていきましょう。
また、ご不明な点は、われわれ社労士までお問い合わせください。
お待ちしております。
今日は相模国の一ノ宮、寒川神社へ初詣へ行ってまいりました。
今年もみなさまにとって、良い年になりますように。