7月恒例のあの手続きについて

2022年07月02日

7月ですね。

暑い。

とにかく暑い。

連続猛暑日。

体調を崩す方も増えているようで、電車の遅延も増えていますね。

そりゃこの暑さで満員電車に乗れば具合も悪くなろうというものです。


今月の話題は、労働保険の年度更新と社会保険の定時決定です。

このふたつ、毎年7月10日までの提出が義務づけられています。

(今年は7月10日が日曜日のため、11日までです)

毎年1回のことなので申告方法を忘れてしまう、という方に朗報です。

なんと、厚生労働省youtube(!)に申告書作成の説明動画がアップされています!

厚生労働省がyoutubeで配信する時代!

汗で手に張り付く紙の申告書が当たり前だった頃から比べると、ずいぶん変わったなあという感想です。

電子申請になってから、賃金の集計も楽になりましたし。

ちなみに解説動画URLはこちらです↓

算定基礎届について

労働保険年度更新について

継続事業


有期一括事業


算定基礎届ですが、コロナの影響で休業手当を払った事業主さんもおられると思います。

その方々は注意が必要です。

算定基礎届では一時帰休(会社都合で仕事を休むことです)に伴い支払われた休業手当がある場合、は、

その月を除いて記入するのですが、休業手当が満額支給の場合は、通常の賃金を支払われたのと同じとして計算し、記入するルールとなっております。

雇用調整助成金を受給している場合、この賃金満額支給の条件に当てはまることが多いと思います。

基本的な休業手当の場合と計算方法が違うということを注意しておいてください。

ちなみに、年度更新申告では休業手当も賃金扱いです。

これからまだ暑い日が続くでしょうし、電力逼迫、コロナ再拡大の予感、と暗いニュースが続きますが、

へこたれず暮らしていきましょう。


うちの猫は暑くて溶け始めました。