景気上向き?と副業の話

2018年02月01日

2月ですね。
1月は48年ぶりの寒さだったそうで。
48年て!
48年前、私はまだ生まれていませんでした。

48年前は、1970年ですか。何があった年でしょうかね。
えーと、大阪万博、よど号ハイジャック事件、三島由紀夫自殺、ですか。
なんと刺激的な年。

大阪万博といえば、「太陽の塔」ですね。
皆さんはご覧になったことはありますか?
あれ、威容です。そして異様です。
万博公園に近づいてくると、遠くのほうから見え始めて、ずんずん大きくなるのです。
その大きくなり方というか威圧感が上がってくる感じというか、それがたまらないです。
岡本太郎さんはそこまで計算して建てたのですかね。そんな気すらしてきます。


万博やオリンピックとなると、好景気のきっかけになりますね。
大阪万博しかり、2020年の東京オリンピックしかり。
現在も、少しずつですが、景気は上向いているようですよ。

声優さんやナレーターさんの業界の方にお話を聞く機会がありまして、
今回のオリンピックのことをおたずねしてみましたら、やはり、じわじわとオリンピックがらみのお仕事が増えてきているそうです。
あとは建設業ですね。
箱物ラッシュでどんどん建てていますね。
皆さんよくご存知のアパホテル。
新店が次から次へとオープンしていますね。
新宿だけでもすでに5件ですか。いやはや。

新宿駅回りの再開発、渋谷駅回りの再開発等、建設業の受注ラッシュはまだ続きそうですね。
仕事はあるところに、ある、ということですか。

そんな中、厚生労働省は今年を「副業元年」としたいようです。
厚生労働省が、「モデル就業規則」というものを公表しているのですが、その中に、副業をOKとするための条項を追記しよう、と検討をはじめました。
今後、副業をOKとする会社は、こんなふうに就業規則に記入してね、という案を作ろうということですね。

ところが、副業、現状ですと、労働時間の関係の問題が解決できていないのです。
例えば、1日につき、A社で8時間働き、そのあとにB社で3時間働く、とします。
そうすると、現在の労働基準法では8時間を超えた部分について時間外労働となり、割増賃金が発生するのです。
つまり、B社では3時間しか働いていないのに、その前にA社で8時間働いていることにより3時間全てに割増賃金が発生してしまうのです。
なんたる不合理。

こういう部分を今後少しずつ改善していかないと、なかなか副業は定着させられないでしょうねきっと。
厚生労働省の官僚の皆さんの腕の見せ所といったところでしょうか。
私はとても期待しています。

そういえば、先日行ったロンドンでは、ホームレスの方が結構いました。
ロンドン市民はホームレスの方に寛大なんですね。よく見ていると結構お金あげてました。


そのせいか、ロンドンではホームレスの方が減らなくて、政府は困っているようです。
ボランティア精神に富んでいるのも考えものですね…。