雇用調整助成金特例措置延長
5月です。
ゴールデンウィークも明けました。
今日はまだゴールデンウィーク中の方もおられますかね。
天気が良いです。五月晴れ。
先月末、雇用調整助成金の特例措置延長のお知らせがでました。
5月からの内容が4月30日に。
ぎりぎり。
新型コロナウィルス感染症が流行し始めてからの厚生労働省はずっとこんな感じです。
社労士さんだから事前に情報を入手できるのではないですか?などと聞かれたりもしますが、そんなことはないです。
むしろニュースの方が早かったりします。
ところで、ニュースのタイトルに「独自」と付けている情報には注意が必要だなと感じています。
正確な情報ではなく、「飛ばし記事」だったりすることもありますので。
助成金・補助金関係ですと、会社のお金のやりくりや従業員の方の生活にも関わってくるわけで、うかつに不正確な情報をクライアント様にお伝えするわけにはいかんのです。
(センセーショナルな記事の方が話題性はありますし、盛り上がるから、そう書きたい気持ちはわからぬでもないですが)
さて、特例措置延長の内容です。
期間:6月30日まで
要件:まん延防止等重点措置・緊急事態宣言による休業要請に従った会社など
内容:支給額や支給要件等を特例措置のまま延長
ざっくりまとめるとこんな感じです。
要件に関しては、直近3ヶ月以内の売上が前年の30%未満、等に当てはまる場合も延長対象となります。
ですので、今まで雇用調整助成金を受給してこられた会社はほぼ延長対象になるのではないでしょうか。
昨年よりはコールセンターの電話も繋がりやすくなっておりますので、問い合わせもスムーズになっています。
ほんとうに助かります。
政府はうまいこと対策の効果を上げられていない感はありますが、行政の方々は限られたリソースで最大限の効果を発揮されていると思います。
まだ先は見えない状況ですが、腐らずに細く長く続けていきましょう。
それにしても、歯がゆい。