観劇記録(タテヨコ企画「橋の上で」)
2023年03月13日
#タテヨコ企画 #橋の上で
千穐楽観てきました。
とにかくしんどかった。役者さんが上手いからなおさら。
主人公?に感情移入して観ていたので、その人がダメな方ダメな方に選択していくのが観ていてつらすぎました。
もう不幸せのピタゴラスイッチ状態。
あと、やっぱりこういうマスコミ的思考は嫌いだ、と思いました。
この本を書いている作家さんはマスコミ嫌いなのかな、と考えたり。知らんけど。
照明がとても良かったです。
観ていて心地よい照明というわけではないですが(ストーリーのしんどい部分の象徴だったりする)、
シンプルな舞台をあそこまで変化しているように見せられるのはさすがです。
本として、最後に救いはあったのかもしれません。僕はもうライフゼロだったのでわかりませんでした。
奇を衒ったものではなく、正攻法でぐいぐい押し込まれた印象です。
まだ回復しきっていないのでうまく感想がまとめられないですが、この感覚も久しぶりでちょっと戸惑っています。
本当に完成度が高かったです。
あと、隣の席に座った人が、上演中にスマホを落とす、暗転中にスマホを光らせる、というクソ観客ムーブをかましていたので、この人が舞台関係者でないことを祈ってます。